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【1月】七草がゆ

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ。ホトケノザにスズナ・スズシロ。子供の頃に一生懸命覚えた春の七草の名前です。

1月7日の朝に七草入りのお粥を食べて、無病息災を願う七草粥。お正月にごちそうを食べて疲れ気味の胃腸を休ませる意味があるといわれています。
そしてこの日が来るとお正月気分も終わりですね。

春の七草にはたくさんの栄養素があり、例えばセリには鉄分が多く含まれていたり、ナズナには体の熱を下げて、尿の出をよくするなどの作用があります。ハコベラも栄養豊富で、昔から民間でも薬草として親しまれています。

七草粥には、それぞれの成分やビタミン類などが入っているので、まさに日本人の知恵が生んだ薬膳料理の代表と言っても良いでしょう。

〈材料〉
七草 … 適量
お米 … 1合
水  … 1000ml
塩  … 少々

〈作り方〉
①鍋にといだお米と水を入れ、1時間ほど置きます。
②1時間ほど経ったら、ふたをせず、いったん強火で沸騰させます。
③沸騰したら、軽く底からお米をかき回し、ふたをして弱火で40分~1時間煮ます。
④七草はきれいに洗って細かく刻みます。
⑤お粥が炊きあがったら、刻んだ七草を入れ、軽くかき混ぜます。お好みで塩を入れて味を調えたら出来上がりです。

ちえのたねは、クリニックでも配布しています。お気軽にお尋ねください。