まだまだ寒さの続く2月です。
東洋医学には、「陰極まると陽に転じる」という考えがあります。
寒さの最も厳しい季節から、暖かさが生まれてくる春に向かう節分は、ちょうど陰から陽に移る節目でもあります。
私たちの体も、自然の変化と同じようにいつも変化をしています。春になると草木が芽吹くのと同じように、私たちの体も陽の気が外に向かって発散していくことが必要となります。
これから春にかけては、体の中の陰陽のバランスを整えて、陽の源になる陰の気も養うことが大切です。
急な温度変化に気をつけながら、疲れをため込まないように過ごし、春の季節に備える食事を取り入れながら、楽しい春を迎える準備をしましょう。
〈材料〉
豚肉もも薄切り … 200g
白菜 … 50g
お酒 … 大匙2
〈作り方〉
①白菜は軸を取り除き、横半分に切る。
②フライパンに白菜と豚肉を交互に重ねておく。
③お酒をふりかけて、ふたをして中火にかける。
④食べやすい大きさに切り分けて、ポン酢をかけて食べる。
レシピ食材の効能
豚肉には体の陰の気を補う作用があり、
冬野菜の白菜には平の作用(温、寒どちらも偏らない穏やかな性質)があります。