3月になりました。春になると、なんとなく心がわくわくして、春の日差しを浴びて外に出かけたくなったりといつもより活動的になりませんか?
これは春の訪れとともに体の中の「陽」(よう)の気がさかんになっていくからです。この陽の気がやる気や元気の源となっているのです。
自然界では春の季節、草木が芽吹き始めますが、私たちの体も冬から春へと変化しています。
また、東洋医学の五行説の考えでは、春は「風」と関わりがあります。風による体調の変化で風邪をひいたり、気管支やのどを傷めたりと変化がめまぐるしいのが春の症状の特徴です。
また、窓から入る風やエアコンの空調設備から吹き出す「風」にも注意が必要です。
風邪(ふうじゃ)となって体内に入り、風邪だけでなく、体の痛み、しびれの原因となることがあります。この季節は温度差に対応できるように、ジャケットやカーディガンなどで調節するようにして、風邪(ふうじゃ)から身を守りましょう。