3月3日は桃の節句。女の子の健やかな成長を願ってお人形を飾ってお祭りをします。元々は古来中国の上巳節のことをいい、中国では3月の上巳(じょうし・じょうみ)の日に川で身を清め、不浄を祓った後に宴を催す習慣があったそうです。
これが平安時代日本に伝わり、宮中の「人形遊び」と結びつき「流し雛」に発展したと言われています。
雛人形と一緒にお供えする白酒には、邪気を払い、三色の菱餅は、緑が長寿、城は清浄、桃色は魔除けの意味をあらわしています。また緑餅には造血作用があるヨモギ、白餅には血圧を下げる菱の実、桃色餅は解毒作用があるくちなしで色をつけるそうです。
春を彩る縁起の良い行事食を取り入れて桃の節句を楽しんでみてはいかがですか?
〈材料〉
はまぐり … 12個
お酒 … 1/4
ごま油 … 少々
三つ葉 … 1/2束
〈作り方〉
①はまぐりはよく洗い。フタのできる鍋にひろげ、酒、ごま油をふってフタをし、中火にかける。
②フタのふちから蒸気が出たら、そのまま1分30秒加熱し、火を止める。
③器に盛り、2cm幅に切った三つ葉を散らす
レシピ食材の効能
はまぐりには、鉄分やカルシウムが多く含まれ、貧血防止や疲労回復の効果もあるので、体調管理には最適です。