東洋医学における「肺」の役割りは、重要な呼吸器官だけでなく、体の水分もコントロールし、皮膚などの潤いを調整してくれます。
辛いものを食べすぎると、肺の活動が旺盛になり、「肺の陰気」を損ないやすくなるため、体が乾燥に傾きやすくなりますので、辛い物の食べ過ぎには注意したいですね。
また体を潤す食材といえば、白い食材です。
梨、牛乳、豆乳、卵などは喉の渇きや、皮膚の乾燥を防ぎます。
はちみつは喉の乾燥を防ぎ、しょうがは痰を出しやすくする食材ですので、風邪の症状の方にはおすすめです。
<材料>
●梨 … 1個
●水 … 1/2カップ
●黒砂糖 … 30グラム
●はちみつ… 大さじ2
●生姜汁 … 少々
<作り方>
①梨は皮をむき、くし型に切る。
②鍋に①と水、黒砂糖、はちみつを入れて柔らかくなるまで煮る。
③仕上げに生姜汁を入れる。