【10月】紅葉と楓

紅葉と楓の違いについて。実は植物の分類としては同じなんですよ。
紅葉は「こうよう」「もみじ」と読みますが、楓の中で特に色が変わるものをもみじと呼びます。もみじもかえでも、どちらも「カエデ科カエデ属」の植物で、植物分類上は区別しません。

紅葉はベニバナなどの染料を揉み出す「もみづ」から来ています。染料が染み出すように草木が色づいた様を「もみぢ」と言うようになり、楓の中で特に色を変えるものをもみじと呼ぶようになったようです。
楓は葉の形が、蛙の手に似ていることから「かえるで」「かえで」と呼ばれるようになりました。園芸や盆栽の世界では紅葉と楓は、色や葉の切れ込みなどで、明確に区別されています。
英語では紅葉も楓も「メープル」と呼びますが、紅葉は「ジャパニーズメープル」と表記されます。紅葉と楓を区別するのは日本人だけだそうですよ。
昔から、紅葉狩りの習慣のある日本では、色づいた楓を特に紅葉と呼んで親しんできました。
気候が良くなる秋に、自然を愛でる時間を作ってみてはいかがでしょうか。

ちえのたねは、クリニックでも配布しています。お気軽にお尋ねください。