まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上では9月はすでに秋となります。23日の秋分の日を挟んで、20日は秋の彼岸の入りとなり、そこから7日間が秋のお彼岸です。仏教では「彼岸」は悟りの世界を言い、丁度昼と夜が同じ長さになる日は、この世(此岸)とあの世(彼岸)が繋がりやすくなる時と考えます。そしてその時期をお彼岸と呼び、お墓参りをしてご先祖様へ感謝を伝え、御供養をする風習となりました。
秋分の日を過ぎると、段々日が短くなっていき、東洋医学的には陽から陰へ変化の時を迎えます。黄帝内経によりますと、秋は「収斂」(しゅうれん)の季節と言われます。万物が成熟し収穫される季節ですので、昔は各地で秋の収穫祭やお祭りがありました。
だんだん活動的な陽の時期から、徐々に強い風が吹き、大地には粛清とした気配が漂ってきます。秋の養生法は早寝早起きです。心持ち何をするにもゆっくりを心がけ、穏やかに過ごしましょう。
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