昨年12月22日に冬至を迎え、新年1月5日は、二十四節気の小寒、20日は大寒となります。暦の上でも体感的にも2月の立春まで、一年で最も寒い季節です。体を冷やさない様に暖かくして過ごしましょう。
さて、1月1日を大正月というのに対し、年明け最初の満月の日は小正月と言います。この小正月までがお正月の期間で、松の内(門松を飾る期間)と呼ばれます。小正月は、松の内に忙しく働いた女性を労う日でもあり、また一年の健康や安泰を願う日でもあります。赤いものは邪気を払うという中国の言い伝えを元に、あずきが入ったお粥、お赤飯やおぜんざいを食べる習慣もある様です。あずきは熱を冷まし痰湿を取り除きます。お正月の食べ過ぎや飲み過ぎで起きた、むくみや熱を取ってくれる理にかなった食材です。
また、小正月には鬼火焚き、どんど焼きなどと呼ばれる行事が各地で行われます。前の年のお札やお正月かざりを燃やして、一年の無病息災を祝う行事です。昔は、地域ごとにあちこちでどんど焼きの煙が上がって、お正月明けの冬の風物詩でした。現在では場所が限られる様ですが、公民館や自治体単位で行われる事もありますので、今年一年の安全と平和を願って行ってみるのもいいかもしれませんね。
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