ふきのとう、菜の花、たけのこ、春キャベツ等。
春にはほんの短い期間しか味わうことのできない食材がいっぱいありますね。
旬の野菜は栄養価が高いものが多いです。
冬の間じっとエネルギーを重鎮した生命力あふれる春野菜には、健康な身体を保つためのさまざまなパワーが溢れています。春野菜の苦味のもとは植物性アルカロイドという成分で、昆虫などから身を守るための自己防衛手段だそうです。
古くから、春は苦味を食べよと言われていますが、老廃物が溜まった冬から苦味で身体を目覚めさせたり、新陳代謝を促すという昔ながらの知恵が込められているのですね。
苦味や香り、アク、独特の風味があるものが多いので、それぞれに適したアク抜きをして、水によく晒して料理し、春の味覚を楽しみたいですね。
【ふきのとうの天ぷら】
<材料>
ふきのとう・・・6個
★薄力粉・・・大さじ4
★塩・・・適量
★水・・・適量
お好みで塩・天つゆ
<手順>
①ふきのとうは洗って水けを切り、がくを広げて花が咲いたように形を整える。
②ボウルに★を入れよく混ぜ合わせる。
③ふきのとうに★をつけ170度の油で表、裏をサックリ揚げたら出来上がり。