秋になると猛烈な暑さもなくなり、気分が落ち着いてきます。
私たちの身体の中でも、暑さで消耗した体力が次第に回復し、生理活動も徐々に安定してきます。しかし、気温が下がり始め、雨も少なくなり湿度が下がると空気が乾燥してきます。
中医学の五行の考え方では、秋は肺に対応しており、乾燥した気候は肺の陰気を損傷させやすいと考えられています。口や咽喉が渇く、空咳がでる、便秘などの症状が出やすくなります。
夏は体力の消耗が大きく、消化吸収力は衰える季節でしたが、秋は体力を養う重要な時期です。
初秋の冷えと乾燥は肺に大きなダメージを与えます。頸部を冷やさないように衣服などを工夫しましょう。マスクなどもよいです。
余分な熱を発散する意味でも、スポーツなどもオススメです。