「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。一年の計画は年初め、早めにしっかり立てるべきということわざです。様々な計画を立てられる人も多いと思いますが、ぜひ「健康について」も加えていただきたいと思います。
今から300年程前、貝原益軒(かいばら えきけん)という方が書いた「養生訓」という書物があります。人生50年と言われた時代に84歳まで生きられた方です。その方が、「人生は50にならないと、知恵は開けない、社会の変化になれない、言うことに間違いが多い、行いに悔いを残すことが多い、人生の道理も楽しみも知らない だから何としても長生きをして、長寿の世界に入っていくことが大事」と言われています。
養生訓には、欲を抑える、身体に害があるものは遠ざける、感情的に心を乱さない、頭と身体をしっかり使う、規則正しく睡眠をとる、身体に良い食べ物を必要な分だけ食べる等々とあります。
全て実行するのは難しいと思いますが、できそうなところから取り入れてみてはいかがでしょうか。