「陰」の季節である冬には、体内の「陽」も衰えて、体も休眠モードになります。これを食べもので補い、冷えに対する抵抗力をつけることが大切です。
とくに根菜類(だいこん、かぶ、たまねぎなど)は活動エネルギーとなるため、積極的に料理に取り入れたいですね。
中でも冬野菜のだいこんは煮物にすることで温性(=体を温めて冷えを除く)で体力を養う効果があります。
寒さで気や血の巡りが悪くなると、冷えを招き、関節痛、腹痛、頭痛などが起こりやすくなりますので、体が温まるしょうが湯などを飲み、体をぽかぽかにして寒い冬を乗り切りましょう。
【温野菜の盛り合わせ】
<材料>
●じゃがいも … 2個
●玉ねぎ … 1個
●にんじん … 1本
●かぶ … 2個
●カリフラワー … 1/4個
●刻みパセリ … 少々
●スープ … カップ2
●塩、こしょう … 適宜
<作り方>
①野菜は一口大に切って、さっとゆでこぼす。
②鍋に野菜、スープを入れ、柔らかくなるまで煮て、塩、こしょうで味を調える。
③器に盛り付けて、刻みパセリをふる。