中医学では、秋分の日を境に陰と陽が入れ替わると言われています。
つまり、エネルギーが活動する時期は過ぎ、徐々にエネルギーを温存する方向に向かうというわけです。
日々の食事についても、陰陽の働きにあわせることで身体の調子を整えていきましょう。
夏に比べ、秋は乾燥する季節です。
「秋の臓」と言われる肺は特に乾燥を嫌います。鼻・のどなどの不調やセキが出やすくなるので、大根やれんこん、山芋、梨、白きくらげなどの白い食材をとって、体を潤すようにしましょう。
特に梨は肺を潤す食材の代表で、セキ止め効果もあります。