神迎えの朔日(ついたち)
11月1日は、神無月(10月)に出雲に出かけていた神様が、それぞれの神社に帰ってくるのをお迎えする「神迎えの日」です。
この日には、赤飯を炊いて食べる習慣があり、神酒といっしょに供えて神様をお迎えします。
赤飯に入れる小豆は、昔から祝いの日に登場する食品で、体に溜まった疲れを取りさり、胃腸を健やかにする働きを持っています。
また、赤い色は抗酸化力を持つと同時に魔除けの意味合いも持っているそうです。
(もち米と小豆で炊く赤飯は、不足気味の必須アミノ酸を補い合う良い食べ合わせです)
<材料>
ごぼう…1本
人参…1/2
大根…1/3
こんにゃく…1枚
ごま油(炒め用)…大さじ1
★だし汁…800ml
★酒…大さじ3
★しょうゆ…大さじ1
豆腐…1/2丁
しょうが(すりおろし)…小さじ1
塩…少々
<手順>
① ごぼうはささがき、人参は半月切り、大根はいちょう切り、こんにゃくは3等分の長さにして、薄切りにする。
② ごま油を熱した鍋に①を入れて炒め、全体に油がまわったら★を加え、沸騰したら弱火にして、柔らかくなるまで煮込む。
③ ②に豆腐を崩して加え、豆腐が温まったらしょうがを加え、塩で味を整える。