お盆とは、仏教による行事で古く奈良時代から行われています。
由来は「お釈迦様の弟子の一人が神通力で亡き母の姿をみたところ、母親が地獄の餓鬼道に落ちていて苦しんでいた。母を救うために多くの僧を招いて一心に供養したところ、たちどころに救われた」ということが盂蘭盆(うらぼん)経という経典の中に書かれているそうです。そのため、亡くなった先祖が地獄に落ちたりしないように、もし落ちていたら救われるように、と始まったのがお盆という行事といわれています。
日本では、先祖の魂が里帰りをしてくると言われています。先祖への感謝の念と現世の人々の安寧を祈る行事です。
これからも、大切に引き継いでいきましょう。