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【6月】お酒を飲む方は、お腹をつまんでごらん♬(梅雨の養生)

蒸し暑い梅雨は、少しのお酒であっても、時として疲れが取れにくかったり、睡眠の質が低下したり、お肌のトラブルなどを引き起こすケースがあります。これを東洋医学的に説明してみます。

春は、ミゾオチからヘソの皮膚表面が緊張しやすいのですが、時として梅雨に入っても、その緊張が取れ切れない場合があります。そこへ、梅雨の湿度が加わると、ミゾオチからヘソは非常に弱りやすいのです。
ツボは押すことだけではなく、皮膚をつまみあげて診る方法(撮擦法)があります。その方法で、ヘソの左上(図1)をつまんで、お酒がカラダに影響し過ぎていないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。

  • 皮膚をツマミ上げやすい……カラダが冷えに傾いている(主にビールを飲む方に多い)
  • 皮膚をツマミ上げにくい……カラダに熱がこもりやすい(主にウイスキーなど度数が高いお酒を飲む方に多い)

お酒を飲まれる方で、上記の反応がある方は、是非、次の養生を試してみましょう。

お腹の皮膚をつまんでみて、両方の足先を刺激してみましょう

  • 皮膚がツマミ上げやすい方……足の内側(図A)をさすったり、押したりしてみましょう
  • 皮膚がツマミ上げにくい方……親指の人差し指側の爪の際(図B)を指でぐりぐり押してみましょう
ちえのたねは、クリニックでも配布しています。お気軽にお尋ねください。