11月7日に立冬を迎え、暦の上では既に冬を迎えていますが、温暖化が進む現代では12月に入って本格的に気温が下がり、ダウンを着た人たちを街で見かけるようになりました。
中国の古い書物の黄帝内経では、冬は「閉蔵」の季節と言われます。天の陽気が万物から遠ざかり、それとともに万物の生機が閉じこもる時期です。例えば、地表の草花が枯れ、その変わり土地の中の根に栄養をしっかりため込んだり、あるいは動物たちが冬眠をしたり、と言うイメージでしょうか。
今年は12月21日が冬至となります。一年で最も昼が短く、夜が長くなり太陽の力が弱まる日です。古来の考え方で、「一陽来復」というのがあります。これは、冬至の次の日から再び昼が長くなるため、太陽のエネルギーが少しずつ強くなって行き、それに合わせ、私たちの運(エネルギー)も上昇に向くという考え方です。
冬至の日は柚風呂に入り体を清め、小豆粥を食べて厄払いし、新しいエネルギーを沢山取り込めるようにと願いを込めるという慣しもあります。今年こそ、来年に向けて良い年になるように縁起を担いで見るのも良いかもしれませんね。
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