当院ではコロナ対策の一環として、待ち時間短縮のため予約診療を開始いたします
受診ご希望の方は、お電話でお問い合わせの上、ご予約ください。

【2月】冬の養生

1月20日、季節は大寒を迎えいよいよ一年で最も寒い時期となりました。そして今年は124年ぶりだそうですが、2月2日が節分、2月3日が立春です。奈良時代に中国から日本へ伝わった行事が、江戸時代ごろに立春の前の日に季節の変わり目に邪気(鬼)を払う、豆まきと言う形になりました。

豆には穀類の霊力が宿るとされ、炒った豆を撒くことで(邪の目を射る)一年の無病息災を祈願します。豆まきに使われる大豆は、元々日本人の生活には欠かせない食材ですが、体に溜まった余計な水分を外に出してくれ、お腹の冷えや便秘の改善、イソフラボンが老化予防にも役立つ食材です。日頃の生活にも上手に取り入れ、健康を保ちたいものです。立春を過ぎると少しずつ春の兆しが見えてきます。七十二侯では2月14日は「魚上氷 うおこおりをいずる」水がぬるみ割れた氷の間から魚が飛び跳ねる頃、2月18日は二十四節気で「雨水」、七十二侯で「土脉潤起 つちのしょううるおいおこる」日とされています。言葉の端々に春の訪れを感じる事ができますね。

この時期はできるだけ温かいものを食べる様にして体を温め、しっかり休息をしておきましょう。冬は腎(成長、発育、老化、生殖器系)を痛めやすい季節と言われています。
春になって草木も芽吹き、空に向かって成長して行く様に、この時期しっかりエネルギーを蓄える事で、春に活動する準備をしたいものです。

【肌の乾燥にご注意!】
乾燥やマスクによる肌荒れのお悩みなども
お気軽にご相談ください。

ちえのたねは、クリニックでも配布しています。お気軽にお尋ねください。